2006年07月29日

テレビ駄目でもネットで巨人戦

 シーズンはじめの勢いは何処へ行ったのか、故障者の続出で調子のでなくなった巨人。かつてはドル箱だった巨人戦の中継も、ここ2、3年視聴率も落ち込んで来ているようだ。

 そんなこともあり、フジテレビが8月から巨人戦の中継を取りやめるとのニュースがあった。
 テレビで中継しない代わりに、ネットで中継を行うようです。

記事(日本経済新聞、2006.7.29、9面)には

 フジテレビジョンは、8月8日からのプロ野球ヤクルト−巨人三連戦をインターネットで中継すると発表した。

 地上波では8月以降、視聴率低迷が続く巨人戦を優勝に絡む試合にならない限り放送しない方針。への振替で放映権を有効活用する。

 フジは同試合を有料のCS放送で中継する予定で、同じ映像をホームページの特設コーナーから無料でネット配信する。システム容量の都合で利用者は1万人限定で、録画はできない。また、NTTドコモの動画対応の携帯電話向けにも中継映像を配信する予定。


とある。

 もしかしたら、この試みが旨くいけば、今後ネットでの中継が増えるかも知れない。
今までは、テレビのチャンネル数も限られていたため、野球の中継といえば巨人戦ばかりであった。

 衛星放送やCS放送といったように放送チェネルが増えるに従い、巨人戦以外の試合も同時に放送されるようになった。また最近では、ソフトバンクやロッテなどのようにネットで中継を始める球団も出てきた。

 このように、野球の中継も様々な手段で行われるようになってきた。この流れも巨人戦の視聴率を押し下げている可能性がある。今まで仕方なく見ていたファンが、贔屓の球団の試合をCSやネットなどで見ることができるようになったこともその原因かも知れない。

 本来、視聴者は決められた時間に決められた放送を見るのではなく、自分の見たい番組を見たいときに見たいはずだ。ネット配信は、後者の環境を簡単に実現する。

 また、今回ネット放送のための能力から視聴者数が限定されるが、USENなどのネット業者を活用すれば、このような問題も緩和できる。

 従来の放送局は、地上波デジタルのための放送設備の増強に加え、ネットの設備増強まで行うのか、そろそろ何が自分のコンピタンスかを意識した戦略が必要なのではないだろうか。


本日のその他の記事
・米経営情報会社、日経メディアマーケティングと組み、日本市場に本格参入する。(10面)
・世界最大の家具小売りのイケヤ、インターネットを通じ会員を募集。商品情報の提供に加え、会員割引などの特典も。(27面)
・浜松市など、11月開催の浜松国際ピアノコンクールの予選の模様を、パブリックビューイングに加えインターネットでも配信する。(静岡版)
などがあった。



posted by ネット社会の水先案内人 at 23:58| 静岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 放送と通信 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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