2005年09月06日

ヨドバシ、ICタグ実用化。入庫時に自動検品。(15面)

 久しぶりにICタグの記事が掲載されたので今日はこれを取上げます。

記事(日本経済新聞(2005.9.06))には

 ヨドバシカメラは来春、取引メーカーの協力を得て無線ICタグ(荷札)の実用化に踏み切る。
パソコンや薄型テレビなど個別の商品に貼り付け、入庫時の検品を自動化する。
作業時間やコストをおおむね従来の3分の2に減らせると見る。
将来は顧客への配送、修理履歴などの管理にも生かす。
ICタグの実験は多くの企業が実施しているが、実用例は少ない。

 これまでは入庫した商品のバーコードを担当者がハンディ端末などで読み取っていた。箱ごとにしか管理できないうえ、人手がかかり、入庫が重なる時間帯は荷物の渋滞が起こりがちだった。

 今回4月に総務省が実施した省令改正で実用可能になったUHF帯の電波を利用するICタグを採用する。数メートル先でもデータが読み取れるのが特徴。
単価の高い商品には1個ずつ、電池などの小型商品は単位数量ごとにタグを貼り付ける。2年以内に全商品の7割をタグ管理に移行する。

 初期の費用はメーカーに依頼する意向で、今週から国内外の30社に協力を呼びかける。タグ代は1個百−数百円と見られるが、検品作業を待つ車の渋滞がなくなるうえ、商品の行方不明が減るなどの効果も期待でき、「メーカー、流通とも費用以上の効果がある」(ヨドバシカメラ)という。

 ヨドバシは十月末に新設する物流施設にタグを読み取るゲートを新設する。商品を積んだフォークリフトがゲートを通過すると、読取装置がタグを識別し、積荷がすぐに分かる。

 当面、ICタグの活用は物流施設への商品搬入時にとどまるが、将来は各店舗への在庫の適正配置、配送する商品の所在確認など顧客サービス向上にも役立てる計画。
タグの搭載率が進むほどメリットが大きいため、どれだけ広げられるかがカギとなる。

 流通業によるICタグ導入の実用例としては、米ウォルマート・ストアーズが有名。2005年1月から主要取引先百社がICタグを付けて商品を納入している


とある。

 いよいよICタグ(RFID)が実証実験から実用に向け一歩踏み出したといえる。
ICタグの利便性は認識されながらも、読み取り精度、周波数帯域の問題、タグのコストなどの問題から本格的普及が遅れていたといえる。

 本来は、小型商品も単品での管理をすべきだとは思うが、小型商品はまとめて管理という現実的な対応となっている。
ICタグの普及による価格低下が進めば単品管理の方向に移っていくと思われる。

物流業務の効率化及びコストの低減が当初の狙いとなっているが、この効率化により輸送費用、在庫費用も低減されるといった相乗効果を生むと思われる。

参考:
RFID情報サイト http://itpro.nikkeibp.co.jp/rfid/index.html
ヨドバシカメラ   http://www.yodobashi.com/enjoy/more/index/index.html

続きを読む(本日のその他の記事)


posted by ネット社会の水先案内人 at 21:11| 静岡 ☁| Comment(2) | TrackBack(2) | 日経新聞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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