2005年08月14日

三菱商事と出光、ETCで給油所の料金決済へ。(1面)

 今日の新聞には、ネットとメディアの関係について、2種類の記事がありました。
ライブドアとフジTVの騒動で注目されるようになった話題ですが、徐々にではあるが確実に世の中は動き出しているようですね。
今後どうなるかは誰も分からないかもしれませんが、試行錯誤を繰り返しながら進化していくことだけは確実でしょう。
このとき既存の報道機関を守るための法律を作ることも検討してはと指摘する人もいるようですが、新しい変化の芽を摘むことになるかもしれないので注意する必要がありそうですね。
情報やコンテンツの利用者が最終的に既存メディアを支持するかどうかを決めるのが自然な流れのように思います。
しかしネット社会では国内に通用する法律を作っても、サーバーが海外にあったりなど海外からの進出は容易に行えるので結局規制のための法律はあまり意味を持たないようになるような気がします。


 さて本日はETCで給油所の料金決済を行うという記事を取り上げます。

記事(日本経済新聞(2005.8.14))には

 三菱商事と出光興産は9月に次世代ETC車載器を使ったガソリンスタンドでの料金決済を国内で初めて事業化する。
首都圏を中心に3年で80店での導入を目指す。

三菱商事は同種の技術を使った駐車場決済を事業化しており、高速道路以外でのETCの実用化に弾みをつける。

三菱商事子会社のITS事業企画が手掛ける。
ETCに使用されるDSRC(狭域無線)に対応するアンテナをスタンドに設置することでサービスが可能となる。
(中略)

利用者は次世代の多機能型ETC車載器を購入し取り付ける必要がある。
次世代型車載器は約2万円と現行型より約2倍と割高なうえ、インフラが不整備で利用機会が限られるため累計販売数は約5千台にとどまる。

ITS事業企画は今後ガソリンスタンド以外でもDSRCに対応するアンテナの設置を働きかけ、商品広告の配信や飲食店での決済などに用途を広げ、普及を後押しする。

同社は決済金額のうち一定の割合を手数料として得る。
今後3年間で20億円の売り上げを見込んでいる。


とある。

 つい先日お墓参りで実家に行ったときもETCのお世話になり、料金所はスムースに抜けることが出来た。 やはりETCは便利と実感できた。

 ETC即時発行 http://netsyakai.seesaa.net/article/4429372.html
 ETCが変えた http://netsyakai.seesaa.net/article/5544494.html

 とETCについては過去にも書いてきた。

 今回は高速道路の料金所以外でもETCの利用が9月から可能になるという話しだ。

 ETCが高速の料金決済以外にも使えるようになることは、たまにしか高速を利用しないためETCを付けたくてもそのメリットがない人にも、ETCを購入するきっかけを与えるという意味で意義のあることだろう。

 ETCが普及すれば料金所での渋滞も更に緩和されることだろう。
 特に雨の日や幼児連れなどには車に乗りながらの決済が行えるということで利便性も高まる。


 ただ、この記事を読んで残念と感じたのはガソリンスタンド等で利用できるのは次世代の多機能型車載器に限られるということである。

機器の仕様上致し方ないのかも知れないが、機能は限定してでも従来型でも決済できるようにして欲しかったと思う。

コストや装置の性能、大きさなどの制約から新製品を開発する場合の難しい点ではあるが、新製品だから買い換えるのは当然という気持ちで開発していないと信じたい。



本日のその他の記事
・米グーグル、違法コピー問題で書籍電子化中止。(4面)
・富士写、携帯型写真用プリンターの販売強化に。(5面)
・[そこが知りたい]ネットと既存メディアは共存共栄?(5面)
・[家庭六法]夏休みの宿題と著作権B、引用・転載の許容範囲は。(10面)
・[視点]テレビのネット配信(24面)
・[NEWSな数字]23億3900万円。私的録音保証金(2003年分)。(25面)
などがあった。



posted by ネット社会の水先案内人 at 21:36| 静岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日経新聞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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