2005年08月12日

ヨドバシカメラ、あすから全店でVODサービスを開始。(27面)

 昨日(11日)の東京株式市場で日経平均が4年ぶりに高値を更新しましたね。
衆議院解散を市場は政界が混迷を深めるという判断ではなく、むしろ不透明感がぬぐえると読んで好感を持って評価しているということでしょうか。

 また郵便がらみの話題ではサークルKサンクスが全店でヤマト宅急便から「ゆうパック」を取り扱うことにするそうです。これにより、ゆうパックを扱うコンビニ取扱店数は、ヤマト宅急便の取扱店数を上回るとの記事がありました。

 さて本日は、ヨドバシカメラがVOD(ビデオ・オン・デマンド)サービスを始めるという記事を取り上げます。

記事(日本経済新聞(2005.8.12))には

 ヨドバシカメラは13日、好きな時に映画などをテレビ画面で視聴できるビデオ・オン・デマンド(VOD)サービス「でじゃ」の取扱を全店で始める。

ブロードバンド(高速大容量)通信ならどの接続業者(プロバイダー)の回線でも利用できる。

スポーツなど5千番組を視聴できる。

 扱うのはデジタル・ネットワーク・アプライアンス(東京・渋谷)のサービス。
大作映画が売り物の他のVODサービスと異なり、2002年以降の中央競馬の全レースやプロレス名勝負、釣りや旅行など趣味性の高い番組が中心。
サッカーや自転車競技などに広げる。

 専用端末のレンタルは無料で、月額525円の基本料金も最長3ヶ月間無料にする。
1番組3日間で50円などの視聴料が別途必要。

とある。

 ここに来て急にパワードコム、So−net、アイキャストなどVODのサービスが増えてきたような気がする。

これもブロードバンド回線の普及と安価な通信コストに支えられているからかもしれない。

これから益々携帯向けの映像配信とあわせVODは熱くなってくるのかもしれない。
ただ視聴するのにテレビで見るための専用端末を必要としているようだが、この点は今後改善されて行くような予感がする。

つぎに、ヨドバシカメラがこのVODサービスを扱う意味を少し考えてみたい。
今回のサービスだけを考えるとヨドバシカメラには売上という面での貢献はほとんどなく、顧客へのサービス提供にしか見えない。これも狙いに含まれるだろう。

しかし本当にヨドバシカメラが期待しているのは、VODサービスを利用する上で、プロバイダー契約や映像機器、ブロードバンド接続に必要となるネットワーク機器などの販売につながることではないかと思う。

 つまり販売したい機器そのものの販売に注力するのではなく、最終的な利用シーンを具体化し(今回の場合はVODサービス)その上で、そのサービスを実現するための機器類を販売する戦略ではないかと推察してみた。

このような発想は、特にハイテク機器の販売には有効な手段だといえるのではないだろうか。
ハイテク機器は、技術的にも機能的にも理解するには難しいことが多いのでいくら説明しても顧客には伝わらないことが多いと思われる。
しかしそれを具体的な利用イメージを顧客に提示することで理解を助けることにつながり、新しい技術や機能の良さを実感してもらえることだろう。

参考:
 ヨドバシカメラ: http://www.yodobashi.com/enjoy/more/index/index.html
 アイキャスト: http://www.i-cast.co.jp/
 ポータブルTV: http://www.p-tv.jp/
 パワードコム: http://www.poweredtheater.net/
 でじゃ:    http://www.deja.tv/

本日のその他の記事
・ハイウエイカード、来月15日に販売終了。(5面)
・IT企業は会計透明化を。(5面)
・みずほコーポ銀、中国の日系企業向け決済サービス強化で現地ソフト開発最大手と提携。(7面)
・[きん言ゆう弁]株式のインターネット取引で、顔が見える安心感も。大和証券常務。(7面)
・中国のアリババに米ヤフーが出資。(9面)
・米ネット企業、中国市場で攻勢。成長を見込み買収・提携加速。(9面)
・4−6月期、ドイツテレコム63%増益。(9面)
・新聞・映画・テレビ事業の米ニューズのマードックCEO、ネット企業買収に意欲。(9面)
・液晶TV欧州販売を倍増。シャープ普及機投入。(11面)
・記憶装置のない情報端末、2009年市場規模47万台の予想。IDCジャパン。(12面)
・半導体各社、下期稼働率9割以上に。(13面)
・フジTV、NTTなどハイビジョン映像を無線伝送で実験。(13面)
・CECがオープンソースソフトの事業を本格化。米社と提携。(13面)
・テレビ朝日、視聴者データ暗号化で収集。(13面)
・アンリツ、携帯電話の通信状態監視などのデンマークの計測器企業を買収。(13面)
・ネクシーズがインターネット接続サービス(ISP)事業に進出。(13面)
・NTT研と阪大、個人にあわせ広告表示できるシステムを開発。(15面)
・東大がソフト開発。指やマウスでCG編集。(15面)
・ボーダフォン、320万画素で光学2倍ズームのカメラ搭載した第3世代携帯発売。(27面)
などがあった。


posted by ネット社会の水先案内人 at 22:53| 静岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日経新聞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。