2005年07月22日

アマゾン、QRコードで即購入。(29面)

今日の話題はなんと言っても昨日突然発表された中国の元切り上げでしょうね。
アメリカの強い意向に応えたといわれているようですが、切り上げたといっても僅か2%ですから、今後の動きこそ注目ということでしょう。

さて本日取り上げた記事(日本経済新聞(2005.7.22))には
 書籍通販最大手のアマゾンジャパンは、雑誌などの書籍やDVDの紹介コーナーに印刷したQRコード(二次元コード)カメラ付き携帯電話で読み取ると、アマゾンの携帯向け通販サイトに接続して目当ての商品を即座に購入できるサービスを始めた。

紹介された商品を衝動買いしたくなる読者心理を突いたもの。
年内に50媒体程度にサービスを広げる。

新サービスの名称は、「Amazonモバイルアソシエイト・プログラム」で、現在は日経BP社の「日経エンタテイメント!」などでサービスを利用できる。

このサービスはアマゾンが運営するアフリエイト広告で、QRコードを雑誌に印刷した出版社は消費者をサイトに誘導するとアマゾンから手数料を得られる。

とある。

旨い仕組みを考えたものだと感心させられた。

まず顧客側に立って考えると
雑誌などで紹介された本やDVDの紹介記事に興味を持った場合、題名をメモしたり、その雑誌を持ちながら商品を確認し購入することになる。
一般には情報を入手した時と、購買行動を起こす時との間にタイムラグが発生すると思われる。
このタイムラグが曲者で、恐らく興味を持ったにもかかわらず大半の人が実際の購買行動を起こさない結果になっているのではないだろうか。
今回の仕組みでは雑誌を読んで興味を持ったらその瞬間に購買行動が起こせるということで、問題のタイムラグをゼロにしているといえる。
当然、興味を持った人の購買率は高くなることだろう。

次に、記事を掲載する雑誌社では
紹介記事を通じて消費者が購買行動を起こすと何がしかの手数料が得られるということなので、今まで明らかに広告記事でない限り得られなかった報酬が、新たに手数料という形で得ることが出来る
新たなメリットを提供しているといえる。

今後は紹介記事を書くライターにも記事の反響度が正確に評価されるということで、ライターの選別が始まるといった、厳しさも生まれるだろう。

肝心のこの仕組みを仕掛けたアマゾンからみると、
前述したように顧客の利便性を高めつつ自社での購買につなげていること。
雑誌社に手数料を提供することで、逆に紹介記事の質を高めさせることになる。
結果その商品に対し興味を持つ人が増えて販売数量のアップにつながる。
アマゾンでの販売量が増えれば仕入れにも有利に働くこととなるだろう。

と私見を述べたが、今回の仕組みは関係者全てがハッピーになる「Win-Win」が成立しているようなので、成功の予感がする。

 参考:アマゾンモバイル
 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/tg/browse/-/3519491/ref=cs_nav_sn_16/249-1970973-0236342

本日のその他の記事:
・ネット銀、海外初進出。イーバンク銀、アジア・北米に。(4面)
・ジャパネット銀、振込みの安全対策強化。(4面)
・SCE、ゲーム機「PS3」用ソフト開発環境整備。英社など買収。(11面)
・ガンホー、ジー・モードに出資。共同でゲームサイト。(11面)
・パワードコム、ビデオ・オン・デマンド(VOD)サービス9月より開始。(11面)
・パイオニア、プラズマTV攻勢へ。高画質の新型パネルが特徴。(13面)
・地上デジタルネット配信に放送業界期待と不安。(13面)
 民放−投資負担軽減の思惑、
 CATV−収益基盤崩壊を懸念
 http://netsyakai.seesaa.net/article/5260139.html
・地上デジタルネット配信、「あくまで補完」民放連会長強調。(13面)
・松下、新たにデジカメ3機種。今年度出荷400万台めざす。(15面)
・SAP日本法人藤井社長が退社。米系医療会社社長に。(15面)
・松下電工、照明で無線通信。高速で点滅、デジタル化。(17面)
・NEC、クレジットカードの安全対策技術。暗号データを解読せずに照会。(17面)
・資生堂、画像多い文書を効率管理するシステムを開発。(17面)
・BGMは「iPod」で。(29面)
・ピーシーデポコーポレーション、最軽量(18g)級の音楽再生機。(29面)
などがあった。


posted by ネット社会の水先案内人 at 21:50| 静岡 ☁| Comment(0) | TrackBack(8) | 日経新聞 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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